ちょっと前に天皇陛下がお忍びで小金井公園に訪れたとのこと。
私、小金井公園って「なにもない公園」だと思っていたから、なんであんなところに天皇陛下が訪れるのだろうと思っていたのだけど、天皇陛下にとってはあるものがあるらしい。それは「思い出」。
その昔、緑図書館がある浴恩館は、天皇の別荘があったところだったようで、戦争中、疎開で小金井の浴恩館に来ていた、というのが経緯みたいよ。あと、当時は学習院の中等部が小金井公園の敷地内にあったとか。
なるほどね。私にとっては何もない小金井公園の景色が、天皇陛下が見ると、そこに思い出が映っている、というのが、興味深いなと思った話でした。
ところで、そのお忍びで天皇陛下が小金井公園に訪れた際、江戸東京たてもの園のデ・ラランデ邸で食事を召し上がったのだけど、普段そこで営業している武蔵野茶房の食事ではなく、割烹真澄の
弁当を残さず召し上がったみたいですよ。
あー、真澄ね。小金井の中ではあそこは結構おいしいと思う。何度か食べた記憶だと、お刺身系が比較的おいしかった印象。
聞いた話だと松花堂弁当と聞いていたんだけど、実際に真澄に行ってみたら特別メニューだったみたい。値段は5000円で6個以上の予約が入った時のみ作るとのこと。ちょっと注文の敷居が高すぎる感じですね。